*「あそかビハーラ病院」の赤字経営状況

*「あそかビハーラ病院」の赤字経営状況

記事年月 2020年1月-3月
号数 86
媒体 専門紙
大分類 1月
国名 日本
トピック 中外日報
タイトル *「あそかビハーラ病院」の赤字経営状況
本文  浄土真宗本願寺派が設立母体の完全独立型緩和ケア病棟「あそかビハーラ病院」(京都府城陽市)が、厳しい経営状況にある。2007~2019年度までの累計で、宗派は19億2,445万円を助成してきたが、宗派財政が厳しいなかで今後の助成が続けられるかは不透明。2015~2018年度のいずれの年度も「実質収支差額」は毎年1億円前後の赤字だった。手厚い看護を方針に掲げるなか、採算はとりづらい構造にあるという。なお、ビハーラ僧養成のための研修生や見学などは無償で受け入れ、2018年度にはのべ847人が訪れるなど、ビハーラ僧が常駐する病院として社会的注目度は高い(1日付。17日付には、2019年10~12月に行ったクラウドファンディングで436人から目標額(人件費・活動費にあてる)を上回る約866万円が寄せられたとの記事)。
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