*ネットでの墓参りを推奨

*ネットでの墓参りを推奨

記事年月 2020年4月‐6月
号数 87
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 中国
トピック
タイトル *ネットでの墓参りを推奨
本文  民政省は新型コロナウイルスの感染防止を目的に、4月6日まで続く清明節の連休に「ネット墓参り」を推奨した結果、「イノベーティブな墓参りが行われた」と7日に発表した。地方政府は専用サイトを開設し、積極的にネット墓参りを募った。価格は、上海市政府は35元(約540円)を標準としたが、民営業者による1千元(約1万5千円)の豪華版も存在する。民政省によると、延べ2,631万人余りがこのサービスを利用した(日経4/15)。北京市政府はホームページに「ネット墓参り」用の特設サイトを設置した。先祖の名前、先祖への言葉、献花、ろうそく、線香、お供え物などを選択すれば、ネットを通じて墓参りができる。北京の地元紙『新京報』によると、清明節当日は1万3,296人が同サイトを通じてネット墓参りをした。一方、当日に実際に墓地を訪れた人は7万7,758人で、前年比9割減。また、「墓参り代理サービス」も盛況で、依頼を受けた代理人が、墓石を磨き、花を供えて、写真を撮ってくれる。北京では当日に2,167人が利用した。中国メディアによると、代理サービスの費用は20分で約800元(約1万2千円)(赤旗4/16)。
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