*聖墳墓教会が制限付きで再公開
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
タイトル | *聖墳墓教会が制限付きで再公開 |
本文 | 新型コロナウイルスの影響で3月下旬から閉鎖されていた、エルサレム旧市街のキリストの墓とされる場所に位置する聖墳墓教会は5月24日から巡礼者の受け入れを再開した。感染防止のため入場者の数を50人に制限し適切なフェイスカバーの着用を義務付ける、2m以上の社会的距離を確保し、教会内部の石やイコンに触れたり口づけしたりすることを禁止するなどの制限が設けられた。聖墳墓教会はカトリック教会、東方正教会、アルメニア使徒教会などキリスト教の複数教派によって共同管理されている。当初は閉鎖期間を1週間程度と見込んでいたが、感染拡大状況に鑑みイスラエル当局と教会側が閉鎖継続の方針で合意していた。伝染病の影響で教会が長期間閉鎖されたのは、ペスト(黒死病)がエルサレムで流行した1349年以来約670年ぶりのこと(クリスチャン6/14ほか)。 |