*ベツレヘムの聖誕教会が再公開されるも観光業に打撃
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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号数 | 87 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | パレスチナ |
トピック | |
タイトル | *ベツレヘムの聖誕教会が再公開されるも観光業に打撃 |
本文 | 5月26日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて3月から閉鎖されていたベツレヘムにある聖誕教会が約3ヶ月ぶりに再公開された。ただし入国制限等のため訪問できるのは地元住民に限られ、観光客や巡礼者の受け入れはまだ再開されない。一度に入場できる人数も当面50人に制限される。再開当日の朝、キリスト教諸宗派の聖職者らは教会の扉が開けられるのを見守っていた。伝統的にキリスト生誕の地とされる洞穴の上に建てられた聖誕教会は世界文化遺産にも登録され、世界中から大勢の巡礼者や観光客が訪れる場所。新型コロナの影響でベツレヘムや周辺地域における観光業従事者の失業率は95%に達するとされ、観光業や関連する職業で生計を立てる住民らは経済や生活への深刻な影響に不安を抱えている(カトリック6/7)。 [→『ラーク便り』86号51頁参照] |