*市が寺に土地無償提供
| 記事年月 | 2020年4月‐6月 |
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| 号数 | 87 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| タイトル | *市が寺に土地無償提供 |
| 本文 | 宮城県大崎市で、真言宗智山派・八幡寺が経営する墓地に、無償で市有地が提供されていることが問題となっている。同市田尻地域の住民は、宗教法人への土地無償貸与は政教分離に抵触すると主張。さらに市の墓地台帳に墓地の経営者として同寺が登録されていることについて、墓地は住民が先祖代々共同管理してきた共葬墓地であり、住民に管理権があると反発している。住民側は市に対し、墓地が住民の管理してきた共葬墓地であるとの認定と、寺を経営者とする許可の取り消しを求めた。これを受けて同市は3月、宗教法人に土地を無償提供していることと、墓地が住民たちの共葬墓地であることを認めたが、一方で墓地の所有者は市であり、無償提供については「旧来の慣行によるもので地方自治法でも認められている」との見解を示した(朝日・宮城5/15)。 |