*コロナでロヒンギャ迫害防止策に遅れ
記事年月 | 2020年4月‐6月 |
---|---|
号数 | 87 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *コロナでロヒンギャ迫害防止策に遅れ |
本文 | 新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本がミャンマーと協力して行う予定だった少数派イスラム教徒ロヒンギャの迫害防止策に遅れが生じている。報道によれば、国際司法裁判所(ICJ)からロヒンギャの迫害防止策を報告するよう求められているミャンマー政府は、かねて日本の官民に協力を打診していた。ミャンマーで人道支援に携わっている日本財団は4月、ロヒンギャが居住する西部ラカイン州の行政職員に異文化交流などの研修を実施。当初は対面で行う予定だったが、オンライン形式への変更を余儀なくされた。日本政府も、国際協力機構(JICA)や赤十字国際委員会(ICRC)の協力を得て、国際法や人権に関する研修をミャンマーの警察・国軍に実施しようと試みていた。しかし新型コロナウイルス感染症の流行により専門家の派遣は困難になり、具体的な計画は未定となっている(東京・東京6/25)。 |