*福井県の吉崎別院が存続の危機

*福井県の吉崎別院が存続の危機

記事年月 2020年4月‐6月
号数 87
媒体 専門紙
大分類 4月
国名 日本
トピック 中外日報
タイトル *福井県の吉崎別院が存続の危機
本文  蓮如が布教拠点とした吉崎御坊跡地近くに立つ浄土真宗本願寺派本願寺吉崎別院(福井県あわら市)が、存続の危機にある。収入は減少の一途をたどり、堂宇の修繕もままならないという。同別院は直接の門徒を持たず、「世話方」と呼ばれる周辺地域の人々が参拝奨励や懇志集めなど護持を行ってきた。しかし、近年は世話方の世代継承が進まず、かつて約300人いた世話方は70人近くにまで減少。他宗派の檀家であっても地域の区長というだけで形式的に務めることもあるという。宗派は2019年9月に同別院の再生プロジェクト委員会を立ち上げ、対策を検討中(8日付)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る