*「サラン第一教会」から新型コロナ集団感染

*「サラン第一教会」から新型コロナ集団感染

記事年月 2020年7月ー9月
号数 88
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 韓国
トピック
タイトル *「サラン第一教会」から新型コロナ集団感染
本文  ソウル市城北区の「サラン第一教会」信者による新型コロナウイルスの集団感染が拡大し、8月12日に感染確認後、114ヶ所で2次感染が広がった。政府とソウル市は16日、新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けていた同教会のチョン・グァンフン牧師を、15日に隔離措置に違反し集会に参加して疫学調査を妨害したなどとして警察に告発した(読売8/20ほか)。政府は19日からソウル市、京畿道、仁川市など首都圏の教会に対して、週末の礼拝を禁止し、オンラインのみで礼拝を実施するとした防疫強化措置を発表した。警察は、信者の名簿を提出しなかったということで同教会を家宅捜索した。中央防疫対策本部によると、同教会関連の感染者は23日時点で計841人にのぼった。ソウル市は24日、前日に市内の教会3,894ヶ所を点検し、集合制限命令に違反して礼拝を行った教会17ヶ所を摘発した(キリスト9/1)。
韓国内プロテスタント30教団、約5万6千教会が属する「韓国教会総連合会」は18日、いくつかの教会が防疫上のルールを順守せずに信者たちや地域社会への感染拡大の経路になったことについて深く謝罪すると発表した。「韓国キリスト教牧会者協議会」は同日、社会の怒りを買っているチョン牧師に対し、一層重い処分を科すように各教団に向けて訴えた(キリスト9/1)。
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