*政府、ロヒンギャ難民の無人島移送を開始
| 記事年月 | 2020年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 89 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3.南アジア】 |
| 国名 | バングラデシュ |
| トピック | |
| タイトル | *政府、ロヒンギャ難民の無人島移送を開始 |
| 本文 | 12月3日、バングラデシュ政府はミャンマーから逃れてきた少数派イスラム教徒ロヒンギャ難民の無人島移送を開始した。ベンガル湾に浮かぶバシャン・チョール島には約10万人分の居住区が整備されている。最初の移住グループ1,600人はミャンマー国境のコックスバザールにある難民キャンプからバスと船で移動し、4日に島に到着した。政府の公表によれば希望者のみが移住対象だが、移住リストに名前があるという理由で強制的に連れて来られたと主張する難民もいる。島上空はサイクロンの通り道とされ、島の一部が高潮で水没する危険性も指摘されているため、国連がバングラデシュ政府に調査受け入れを依頼してきたが、ほとんど実現していない。政府側は堤防も避難用シェルターも用意してあると主張し、モメン外相は移住計画を批判するよりもミャンマー政府の帰還準備の遅れを批判すべきだと述べている(毎日12/5ほか)。 |