*政府指針に基づき初めてのアイヌ遺骨返還
記事年月 | 2020年10月-12月 |
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号数 | 89 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *政府指針に基づき初めてのアイヌ遺骨返還 |
本文 | 10月4日、三石アイヌ協会(北海道新ひだか町三石地区)は、同地区で出土した東京大学保管のアイヌ民族の遺骨返還を受けた。文部科学省によると今回の遺骨返還は、身元不明の遺骨でも出土地のアイヌ民族団体に返還できるという2018年に策定された政府指針に基づく初めての事例だという。同協会の会長は「(遺骨の)ご本人にとって132年ぶりの帰郷となった。三石でこそ安らかに眠ることができると信じ、心からの慰霊を続けていきたい」と話す(北海道・札幌10/5)。 [→『ラーク便り』88号小特集参照] |