*コロナ禍で迎える年末商戦
記事年月 | 2020年10月-12月 |
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号数 | 89 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *コロナ禍で迎える年末商戦 |
本文 | 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、新年や迎春の準備のあり方に変化が生じている。政府による帰省自粛要請もあり、単身者向けの取り分け不要の一人用おせちや実家への贈答用冷凍おせちのニーズの高まりや、巣ごもり正月の楽しみにと例年より高価なおせちを購入する傾向などもあり、百貨店各社ではおせちの売上が例年に比べ大幅に上がった。アマビエをデザインした和菓子やかまぼこ入りなどの世相を反映したユニークなおせちも登場した。また、各社は初売り客の密集を避けるために福袋の事前予約や前倒し販売を開始。コロナ禍の生活を意識し、旬のフルーツ定期便、おしゃれなマスクのセット、旅行に行った気分になれるご当地グルメの詰め合わせなど、福袋の中身にも工夫を凝らした。担当者は、「年始の福袋販売は百貨店の大切な文化。感染状況によっては、販売方法をさらに工夫したい」と話す(東京・東京11/30、読売・東京・夕12/25)。 |