*海に眠る遺骨収容事業に新たな方針が決定
| 記事年月 | 2020年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 89 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| タイトル | *海に眠る遺骨収容事業に新たな方針が決定 |
| 本文 | 太平洋戦争戦没者の遺骨収容事業をめぐって、政府は、海没したままの戦没者の遺骨を収容する方針を決定した。太平洋戦争では、約2,290隻の船が海に沈み、現在も約30万体の遺骨が海没しているといわれている。航海中の船舶で死者を「水葬」する習慣があることや、海の深さによっては技術面で課題があることから、海没した遺骨は原則的に収容されてこなかった。しかし近年、一部のダイバーによって遺骨の写真がインターネット上に投稿されることもあり、遺族から戦没者の尊厳が損なわれないよう遺骨収容を求める声が上がっていた。今回の政府の方針転換を受けて遺族は「今も遺骨が取り残されていると考えると、なんとかして引き揚げてほしい」と話す(毎日・東京12/31)。 |