＊「スペイン風邪」時の教会対応の共同調査
| 記事年月 | 2020年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 89 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 10月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
| タイトル | ＊「スペイン風邪」時の教会対応の共同調査 |
| 本文 | 9月24日、キリスト教史では注目されることが少なかった「スペイン風邪」時の教会対応に関して共同研究をしている戒能(かいのう)信生氏が調査概要を報告した。報告は日本クリスチャン・アカデミー関東活動センター連続講座の番外編として「スペイン風邪（1918～20年）の時、この国のキリスト教会はどうしたか」という題名で行われた。報告では日本各地や台湾における教会やキリスト教系学校での感染と葬式の状況、それが「忘れられた」原因として関東大震災や新聞報道の地域差、世界情勢の変動などへの報道の移行などが取りあげられた。また当時のキリスト者が信仰的意味や神学的な課題を受け取ることが少なかったことを取りあげ、忘れないこと・戦争や自然災害、疫病に関心を持つこと・預言的リアリティーを持つことを教訓として述べた。今後も調査は続くとのこと（ク11日付）。 |