*キリスト教系団体からコロナ感染が相次ぐ

*キリスト教系団体からコロナ感染が相次ぐ

記事年月 2021年1月-3月
号数 90
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 韓国
トピック
タイトル *キリスト教系団体からコロナ感染が相次ぐ
本文  プロテスタント30教派が加盟する韓国教会総連合(韓教総)が1月13日に声明を発表し、「インターコープ宣教会」(プロテスタント国外宣教団体)が防疫規則を守らなかったことなどを批判した。2020年10月にインターコープ宣教会の訓練センターである「BTJヨルバンセンター」で3千人規模の1泊2日間の宣教イベントが開催されていた。同宣教会は海外宣教を目的とした団体で、その宣教方法や極端な終末論などが問題視されてきた。
 釜山市にある「セゲロ教会」では、1月3日と10日に1千人規模の対面礼拝を実施し、感染病予防法に基づく礼拝施設の無期限閉鎖処分を受けるとともに、社会的な批判を浴びた。1月25日には宗教団体「IM宣教会」が運営する大田の非認可教育施設「IEM国際学校」で約120人の感染が確認された。
 こうした感染拡大の中で教会側からの強い要望があったためか、1月18日付で教会の礼拝に関する防疫措置が緩和されることとなり、首都圏の教会の場合には座席数の10%まで、首都圏以外の教会の場合には20%までの対面礼拝が許可されることとなった(キリスト2/1ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る