*礼拝所襲撃を計画の若者が相次いで逮捕
| 記事年月 | 2021年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 90 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | シンガポール |
| トピック | |
| タイトル | *礼拝所襲撃を計画の若者が相次いで逮捕 |
| 本文 | 2021年に入って若者による宗教施設の襲撃計画2件が発覚し、国内治安法に基づく容疑者の拘束が続いている。内務省は1月27日、モスクを襲撃する計画を立てたとして16歳のキリスト教徒の少年を拘束したと発表した。少年は2019年3月15日にニュージーランドで起こったモスク銃乱射事件の動画を見て感化され、2021年の同じ日にシンガポール北部の自宅付近にあるアッシャファー・モスクとユソフ・イサーク・モスクをライブ中継しながら襲撃することを計画していた。また、3月10日にはユダヤ教の礼拝所マグハイン・アボース・シナゴーグを襲撃する計画を立てていた20歳のイスラム教徒の男が拘束された。パレスチナ問題に傾倒していた男は日頃から反イスラエル闘争に参加したいと思っていたが、自分が死んだ場合にそれが「殉教」になるか分からなかったため襲撃を思いとどまったという(朝日3/17ほか)。 |