*新型コロナの死亡者の土葬許可へ政府方針転換
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | スリランカ |
トピック | |
タイトル | *新型コロナの死亡者の土葬許可へ政府方針転換 |
本文 | 2月26日、スリランカ政府は新型コロナウイルス感染症で死亡した人の遺体を土葬することを許可すると発表した。2020年以降、政府は土葬が地下水経由でウイルスを拡散させる可能性があるという理由で感染による死者の火葬を義務化していた。しかし、医学的根拠がないとして国際社会から批判され、国内の少数派で土葬を原則とするイスラム教徒からは非難の声が上がっていた。同意なしに家族を火葬されてしまった遺族もおり、火葬の義務化は「イスラム教徒への嫌がらせだ」と政府への不信感を露わにする人もいる。一時は隣国のイスラム教国モルディブが遺体の受け入れを表明していたが、今回の土葬許可の発表によってイスラム教徒市民の間にはひとまず安堵の声が広がった(毎日2/27ほか)。 |