*神社の境内から11世紀の遺構発見
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-1.神道】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *神社の境内から11世紀の遺構発見 |
本文 | 石川県の小松市埋蔵文化財センターによる加賀国・国府の特定調査で、国府の総社跡と推測される石部(いそべ)神社の境内から11世紀後半の遺構が確認された。同神社では2018年に12世紀前半の土師器(はじき)の破片を含む層が見つかっており、2020年度の調査では、そこからさらに下層を掘削したところ、大きさ5cmほどの石を敷いた「礫敷(れきじき)遺構」が発見された。遺構に含まれる土器から11世紀後半のものと推測され、道路など大掛かりな造成工事や祭祀のための空間であったことが想定される(北国・金沢3/27)。 |