*仏典をもとに機械学習した対話AI開発
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *仏典をもとに機械学習した対話AI開発 |
本文 | 京都大学などのグループは3月26日、最古の仏典『スッタニパータ』をもとに機械学習した仏教対話AI「ブッダボット」を開発したと発表した。『スッタニパータ』は釈迦入滅から200年以内に成立したとされ、主に釈迦と弟子の対話が記されている。ブッダボットはここから抽出された約100パターンの質問と回答をもとに、入力された質問への答えを示す。例えばコロナ禍で日々を楽しく過ごす方法を尋ねると、「落ち着いた清らかな生活を送るには、まず自らを清らかにし、お互いに思いやりの心を持ち、同じように清らかな人たちと過ごすことが大事である」との回答が示される。今後は試用を経て精度向上を図るとともに、宗教者の意見を取り入れて改善していく方針。開発グループの仏教学者は「AIを使い、現代社会に合致した仏教を実現したい」としている(京都・京都3/27)。 |