*高校生対象の英語模試でイスラム教とテロ結びつける表現
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | イスラム教 |
タイトル | *高校生対象の英語模試でイスラム教とテロ結びつける表現 |
本文 | 佐賀県内の高校1年生を対象に1月8日から10日に実施された英語の模擬試験で問題文にイスラム教とテロリストを結びつける表現が含まれていた問題で、同県教育委員会は同30日、記者団の取材に応じた。試験問題は日本人高校生のエジプト旅行の体験をつづった英文を基に教員らでつくる部会が作成した。問題になったのは同高校生の父親が「(観光客に絵はがきを買うように迫る現地の少年たちは)もし稼ぐことができなかったら食べ物を求めてモスクへ行き、そしてテロリストになる」と説明する場面。試験後に宗教とテロリストを結びつける恐れがあるとの指摘が問題を解いた複数の教員からあった。同県教育委員会は問題文が不適切であったとの認識を示し、教員の人権意識の向上など再発防止の意向を述べた。萩生田光一文科相は2月2日、国際社会に間違ったメッセージを出すこととなるとして再発防止の徹底を求めた(東京・東京1/31ほか)。 |