*辺野古新基地建設の埋め立て計画に宗教者らが反対声明
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
タイトル | *辺野古新基地建設の埋め立て計画に宗教者らが反対声明 |
本文 | 沖縄県名護市辺野古での米軍基地建設のため、戦没者の遺骨が多く残存する沖縄本島南部の土砂を埋め立てに使うという政府の計画に対し、反対する宗教者らが2020年12月10日に共同声明を発表した。声明のタイトルは「戦没者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません」。国会内で同日開かれた記者会見には宗教者8名が出席。日本キリスト教協議会総幹事の金(キム)性済(ソンジェ)氏は「宗教者が先頭に立って、この悲しみ、怒りを分かち合う必要がある」と主張。さらに平和を実現するキリスト者ネット事務局代表の平愛香氏は「ウチナンチュー(沖縄人)は死んだ後もいじめられる。愚弄としか言えない」と述べて悲しみと怒りを露わにした。共同声明には平和を実現するキリスト者ネット、日本カトリック正義と平和協議会、日本宗教者平和協議会などの6団体の呼び掛けにより、16団体と306人からの賛同が集まっているほか、賛同する議員らも連帯のメッセージを送っている(ク1/3・10合併号。キ1/11に関連記事)。 |