*善光寺大本願に能化執事長任命を要望

*善光寺大本願に能化執事長任命を要望

記事年月 2021年4月-6月
号数 91
媒体 専門紙
大分類
国名 日本
トピック 中外日報
タイトル *善光寺大本願に能化執事長任命を要望
本文  浄土宗長野教区長が浄土宗大本山・善光寺大本願に僧籍のある能化執事長を置くよう求める「要望書」を作成し、宗内外に波紋が広がっている。大本願は天台宗の大勧進とともに宗教法人善光寺を護持しており、他の浄土宗総大本山とは組織形態が異なる。大本願では慣例で執事長を置かず、在家執事が実務を担ってきた。要望書は、大本願の執事の責務は浄土宗教師でなければ果たせないとして、能化執事長を置く必要性を主張。5月11日の長野教区の定期教区議会などで提出される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を理由に開催を見合わせたため、大本願は「正式には要望書は提出されておらず、コメントできる状況にない」としている。なお要望書は教区長と浄土宗宗務庁の共通認識に基づくものとみられ、県内住職からは「宗務庁の人事介入」とする声も上がった(5/21)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る