*「宗教と社会」学会の学術大会開催
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
タイトル | *「宗教と社会」学会の学術大会開催 |
本文 | 6月5日から6日にかけて「宗教と社会」学会の第29回学術大会がオンラインで開催され、15人が発表した。『中外日報』では、東京工業大学大学院の青木繁氏と東京大学大学院の田中浩喜氏の発表について詳報。青木氏は「マスメディアの宗教的社会貢献活動の報道」について報告し、新宗教をはじめとする宗教団体が近年の災害支援で大きな役割を果たしているものの、報道されていない現状があると問題提起した。田中氏は「ライシテ研究の学問史的再検討―GSRLを中心に―」と題して、フランスの高等研究実習院の社会・宗教・ライシテ研究グループ(GSRL)が進める研究の歴史を分析。キリスト教やユダヤ教を念頭に形成されたフランスのライシテ概念と日本の「世俗」は異なることを指摘し、政教関係の国際比較の際にも各国の政教関係の特殊性を考慮すべきだと論じた(6/18)。 |