＊全国各地の宗教行事2年連続で縮小や中止
| 記事年月 | 2021年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 91 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-8．その他の宗教関連事象】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| タイトル | ＊全国各地の宗教行事2年連続で縮小や中止 |
| 本文 | 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国各地の宗教行事は2020年に引き続き規模縮小や中止に追い込まれている。毎年5月に行われる浅草神社の三社祭、神田明神の神田祭の神輿渡御など諸行事は2年連続で中止され、神事のみに留まった（東京・東京4/1、読売・東京5/15）。毎年7月に行われる祇園祭の山鉾巡行や毎年8月に行われる青森ねぷた祭、「PL花火芸術」など夏の風物詩も中止が決定（朝日・東京4/16、大阪日日・大阪5/2、東京・東京・夕6/3）。 また、6月23日の「慰霊の日」に沖縄県の各地で行われる慰霊行事は、ほとんどが中止や規模縮小を余儀なくされた（琉球新報・那覇5/26ほか）。そうした中、伝統を後世に継承するために再開を試みる動きもある。祇園祭の山鉾建てや、毎年8月に行われる徳島市の阿波踊りは2年ぶりの実施を予定している。ただし、見物に訪れることは控えるよう呼びかけたり、参加者を限定するなどして「3密（密閉、密集、密接）」の状況や人流を抑える策を講じる（京都・京都6/18、毎日・東京6/30ほか）。 |