*民主派の統一政府がロヒンギャ問題を巡りICJに協力する姿勢
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | ミャンマー |
トピック | |
タイトル | *民主派の統一政府がロヒンギャ問題を巡りICJに協力する姿勢 |
本文 | 国軍に対抗する形で民主派勢力が樹立した「統一政府」は5月30日、少数派イスラム教徒ロヒンギャの迫害問題に関して国際司法裁判所(ICJ)の審理に協力する姿勢を明らかにした。2017年の国軍による掃討作戦で約70万人のロヒンギャが国外難民化した件で、ICJはミャンマー政府が「ジェノサイド」を行ったとして訴追。アウンサンスーチー氏が率いた政権の対応の鈍さが国際社会から批判されてきたため、統一政府はロヒンギャ問題に積極的に関わることで自らがミャンマーの正当な行政機関であることをアピールする狙いがあるとみられている。統一政府はICJがミャンマーに求めている報告書の提出などに対応する考えを示した(朝日6/1)。 |