*枢機卿が性的虐待の責任を負い退任を願う
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | ドイツ |
トピック | |
タイトル | *枢機卿が性的虐待の責任を負い退任を願う |
本文 | 南部ミュンヘン・フライシング教区大司教のラインハルト・マルクス枢機卿は6月4日、教皇フランシスコに退任願いを提出した。枢機卿は、カトリック教会内で司祭による性的虐待が多数明るみに出ていることに対し、性的虐待への対応に組織的な怠りがあることの責任を負って退任すると語った。教皇はこの退任願いを受理せず、教会を変革するためには指導者たちが危機の中に身を置かねばならないとする書簡を10日に送った。枢機卿はこの決定に驚いたが、教皇の決断を受け入れると述べた(カトリック6/27ほか)。 |