*カジノ新設容認、カトリック教会から強い非難
| 記事年月 | 2021年7月-9月 |
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| 号数 | 92 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | フィリピン |
| トピック | |
| タイトル | *カジノ新設容認、カトリック教会から強い非難 |
| 本文 | 8月26日、ドゥテルテ大統領は新型コロナウイルスの感染対策の資金を捻出するため、人気リゾート地、ボラカイ島でのカジノ新設を容認した。同氏は観光客の受け入れ抑制に伴い、既存のカジノ事業も含めて禁止してきたが、方針を一転させた。税収に貢献してきたカジノ凍結の背景には、カジノを通じた犯罪組織の資金洗浄を防ぐ狙いとカトリック教徒の反発への配慮もあった。カジノ新設の報道を受け、10月4日にカトリックの司教7名及び教区管理者から、「カジノは地域の家族共同体を破壊する」と強い非難を示す声明が発表された(日経9/1ほか)。 |