*ガンジー独立運動の指導施設改築、ガンジー信奉者ら反対
記事年月 | 2021年7月-9月 |
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号数 | 92 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
タイトル | *ガンジー独立運動の指導施設改築、ガンジー信奉者ら反対 |
本文 | インド政府はマハトマ・ガンジーが暮らし、独立運動を指導した施設「サバルマティ・アシュラム」を改築する計画を発表した。同施設の改築は2019年から計画されており、2021年8月に政府より詳細が発表された。計画では2024年の完成を目途にインド文化省が約180億円を支出し、博物館やフードコートを建設する。しかし詳細の発表後、ガンジーを信奉する活動家や思想家100人以上が改築に反対し、同月5日に公開書簡をまとめた。改築を反対しているガンジー信奉者は「ガンジーテーマパーク化」することは「ガンジーへの侮辱だ」と非難した。その他にもモディ首相が遺産を名声を高めることに利用することを懸念する声も上がった。具体的には、次の選挙までに同施設が完成することで、コロナ禍による経済不振への批判をモディ政権が打ち消そうとしていると予測されている(日経9/15ほか)。 |