*東京五輪選手村での宗教サービス概要報告
記事年月 | 2021年10-12月 |
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号数 | 93 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | 仏教タイムス |
タイトル | *東京五輪選手村での宗教サービス概要報告 |
本文 | 東京都宗教連盟(都宗連)は9月29日、2021年第4回理事会を開催し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会で運営した「多宗教サービス」について報告した。国際オリンピック委員会(IOC)が定めるガイドラインに基づき、選手村の一角に宗教サービスを提供するエリアが設けられ、実行委員会を中心に準備・運営が行われた。当初は5宗教(キリスト教・仏教・イスラム教・ヒンドゥー教・ユダヤ教)の礼拝施設を作り、それぞれの宗教者が選手村に滞在して儀式や祈祷、瞑想、カウンセリングを行う予定だった。しかし新型コロナウイルス感染拡大防止のため、宗教者は選手村に出向かずオンラインでカウンセリング対応をする方針に変更。同会は、選手に配布されるスマートフォンからアクセスできる専用ホームページを開設し、Zoomを使ったリモート相談の予約システムを構築した。期間中、リモート相談の問い合わせは0件、メール問い合わせは5件(ユダヤ教4件、キリスト教1件)だった(10/28。新宗教新聞10/28に関連記事)。 |