*原発影響で再建・立入困難の神社の合祭殿竣功

*原発影響で再建・立入困難の神社の合祭殿竣功

記事年月 2021年10-12月
号数 93
媒体 専門紙
大分類
国名 日本
トピック 中外日報
タイトル *原発影響で再建・立入困難の神社の合祭殿竣功
本文  東日本大震災・東京電力福島第1原発事故により立ち入りや再建が困難な福島県内の神社の合祭殿が双葉町の八幡神社に併設され、9月14日に竣功奉告祭が斎行された。原発事故により現在も立ち入りが制限されている神社は約40社、津波で全壊、流失し再建のめどが立っていない神社は4社ある。これらの分霊を祀る合祭殿の建設企画は早くからあったが、被災地域の宮司や氏子から、合祭殿を建設すると神社再建の意欲が削がれてしまうとの意見が出ていた。話し合いの結果、分霊を祀るのではなく遥拝ならびに祭礼を行う際にその都度祭神を迎える礼拝施設となった。丹治正博・同神社庁長は、合祭殿の建設は「福島県内神社関係者の悲願だった」とし、神社と氏子をつなぐ絆を象徴する施設として活用される展望を述べた(10/6)。
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