*霧島神宮の本殿などを国宝指定へ
記事年月 | 2021年10-12月 |
---|---|
号数 | 93 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-1.神道】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *霧島神宮の本殿などを国宝指定へ |
本文 | 国の文化審議会は11月19日、霧島神宮(鹿児島県霧島市)の社殿のうち本殿・幣殿・拝殿を国宝に指定するよう文部科学相に答申した。現在の社殿は1715年に薩摩藩主・島津吉貴の寄進により建立され、1989年には国の重要文化財の指定を受けている。審議会は、色鮮やかな彫刻や絵画で仕上げられた社殿を「近世に発達した建築装飾意匠の集大成」と高く評価。龍の彫刻が巻きついた「龍柱」について熊本大学教授・伊東龍一氏は、「中国や琉球から伝わったもので、華麗な色使いにも大陸との共通点がある」と、アジア文化圏の影響を指摘している(南日本・鹿児島11/20、朝日・東京11/20)。 |