*ブラジル系宗教施設でクラスター発生

*ブラジル系宗教施設でクラスター発生

記事年月 2021年10-12月
号数 93
媒体 国内
大分類 【A-5.新宗教】
国名 日本
トピック
タイトル *ブラジル系宗教施設でクラスター発生
本文  『宗教問題』Vol.36は、岐阜県土岐市にある宗教施設「テンプロ・エスピリタ・クリスタオ」で発生した新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)と、同団体の概要についてレポートした。それによると、2021年6月、同団体で計39人の新型コロナ感染者が確認されるクラスターが発生。以後は保健所の指導に従い、大規模な儀式は行っていないという。
 同団体は2016年から同市を拠点に活動しており、代表の岡林・ルイス・カルロス氏は日系ブラジル人3世。1990年に仕事で来日したが、聖霊から「日本で暮らす同胞を救え」との啓示を受けて宗教活動を始めたという。同団体ではカトリックの聖人らとともに、日本の侍や神道の神々も信者を守る聖霊として崇拝対象とされる。信者の大半は日系ブラジル人とされ、新型コロナ流行前は最大120人程度の信者が集まって儀式が行われていた。儀式では「霊媒者」と信者との相談時間も重要視されているという(宗教問題11/30)。
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