*広島市、慰霊行事から宗教的要素の排除を提案

*広島市、慰霊行事から宗教的要素の排除を提案

記事年月 2022年1月-3月
号数 94
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
タイトル *広島市、慰霊行事から宗教的要素の排除を提案
本文  広島市は3月17日、平和記念公園の原爆供養塔前で毎年8月6日に営まれる慰霊行事から、宗教的な要素を排除するよう、主催者である広島戦災供養会に提案した。約70年前から供養塔前で慰霊行事を開催している同会は、遺族や宗教者などで構成されている。しかし、同会の事務局を市の健康福祉局原爆被害対策部調査課が担っていることや、慰霊行事の運営に市が関わっていることから、憲法が定める政教分離の原則に抵触する可能性があるとして、同課に問題視する声が寄せられているという。市は、無宗教の黙祷や献花をする部分と、広島県宗教連盟が営む部分の2つに分ける案を提示しており、同会の役員会は今後、対応を協議する方針だという(中国・広島3/18)。
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