*本願寺派、あそかビハーラ運営から撤退を決定

*本願寺派、あそかビハーラ運営から撤退を決定

記事年月 2022年1月-3月
号数 94
媒体 専門紙
大分類
国名 日本
トピック 文化時報
タイトル *本願寺派、あそかビハーラ運営から撤退を決定
本文  浄土真宗本願寺派は2月25日、第320回定期宗会の執行方針演説で、独立型緩和ケア病棟「あそかビハーラ病院」(京都府城陽市)からの撤退を正式表明した。演説した石上智康総長は、病院を運営する一般財団法人本願寺ビハーラ医療福祉会に対して、3月末までに譲渡先が見つからなかった場合は閉院することも提案し、同意を得たと説明。運営からの撤退に至ったことについては「誠に遺憾」とし、これまでの成果を取りまとめた上で「さらなるビハーラ活動の推進を図りたい」と述べた(3/4)。事業譲渡については、「僧侶の常駐」「ビハーラ活動の継続」「土地建物の無償譲渡」などを条件として交渉準備中であるとした(3/25)。『文化時報』では、2月22日付から3月15日付まで6回にわたり「私はこう思う あそかビハーラ撤退」の連載が組まれ、宗教学者や僧侶などから見解が示された(2/22、2/25、3/1、3/4、3/8、3/15)。
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