*コロナ禍での孤独・孤立が統計調査で浮き彫りに

*コロナ禍での孤独・孤立が統計調査で浮き彫りに

記事年月 2022年4月-6月
号数 95
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
タイトル *コロナ禍での孤独・孤立が統計調査で浮き彫りに
本文  4月8日、政府が公表した、孤独・孤立に関する初の全国実態調査の結果から、調査対象者のほぼ3人に1人が何らかの形で孤独感があり、その割合は20~30歳代で高いことが判明した。調査は2021年12月、全国の16歳以上の約2万人を対象に行われたもので有効回答率は59.3%。「どの程度、孤独であると感じることがあるか」という質問に対しては計36.4%が孤独感を訴え、その中でも20~29歳が計44.4%、30~39歳が計42.2%と高い割合を示した。また、コロナ禍の日常生活が悪化したとする回答は39.9%、対面のコミュニケーションの減少に関する回答は67.6%にのぼるなど影響が見られた。調査に関する有識者研究会の座長を務めた早稲田大学の石田光規教授は若年層の割合が高かったことに驚きを示すとともに、未婚の人が多い世代がより孤独を感じている可能性について言及している(読売・東京・夕4/8、毎日・東京・夕4/8ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る