*首相府相が盆踊りの宗教的要素に言及しイスラム教徒の不参加促す
| 記事年月 | 2022年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 95 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | マレーシア |
| トピック | |
| タイトル | *首相府相が盆踊りの宗教的要素に言及しイスラム教徒の不参加促す |
| 本文 | 約45年間、首都クアラルンプール近郊で毎年開催されてきた盆踊りの3年ぶりの開催に向けて準備が進められている。その中で6月初旬、イドリス・アーマド首相府相(宗教担当)は「盆踊りには宗教的な要素が含まれ、イスラム教徒は参加しない方がよい」と発言した。これに対して開催地スランゴール州のスルタン(州王)は「マレーシアでも数十年にわたり開催されてきた盆踊りは単なる文化的なお祭りだ」と指摘した上で、「政治家が宗教的に繊細な問題を自らの人気獲得のために利用しないことを望む」とイドリス氏を批判。同氏が盆踊りを槍玉に上げた背景には、2022年内に実施される総選挙に向けてマレー系イスラム教徒の支持を拡大するねらいがあるとされる(日経6/27ほか)。 |