*総選挙でシーア派組織ヒズボラなど親イラン系勢力が過半数割れ
| 記事年月 | 2022年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 95 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | レバノン |
| トピック | |
| タイトル | *総選挙でシーア派組織ヒズボラなど親イラン系勢力が過半数割れ |
| 本文 | 5月15日に国民議会選挙(定数128)の投票が行われ、シーア派組織ヒズボラをはじめとする親イラン系勢力の議席が現有の71議席から62議席に減少し、過半数を割り込んだ。暫定投票率も41%と、前回より10ポイント近く下回っており、長引く経済低迷を背景に国民の政治不信の高まりが表出した。改革を掲げる独立系候補が前回の1議席から13議席を得るなど躍進したが、既存の少数政党が並び立つ構図は変わらず、組閣の難航が懸念される。レバノンでは、キリスト教とイスラム教の両勢力に64議席ずつが配分され、多数派工作のためには宗派を超えた連携を強いる仕組みがある(産経5/17ほか)。 |