*神仏習合を再考する「諏訪神社プロジェクト」
| 記事年月 | 2022年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 97 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| タイトル | *神仏習合を再考する「諏訪神社プロジェクト」 |
| 本文 | 明治政府の神仏分離政策に伴い、一時的に失われた長野県諏訪市周辺の神仏習合の諏訪信仰を見つめ直す企画「諏訪神社プロジェクト」が諏訪地方の25寺社、諏訪市博物館と下諏訪町立諏訪湖博物館を巡る周遊型イベントとして10月1日から11月27日まで開催された。プロジェクトに先立ち9月30日には、諏訪大社上社本宮で僧侶が読経する「神前読経」が約150年ぶりに執り行われ、僧侶ら70人が参加した。僧侶らは大般若経、観音経などを神前で奉納した他、諏訪大明神をたたえる「諏訪講之式」を唱えたり、神社で参拝する際の作法「二礼二拍手一礼」も行ったりした。10月16日には、諏訪神社プロジェクトの実行委員会と「神仏融合研究会」による公開シンポジウム「諏訪の神と仏教」が諏訪市文化センターで開催。研究者ら7人が登壇し、約300人が参加した(信濃毎日10/1、10/2、10/17、長野日報10/13ほか)。 プロジェクト実行委員会は、18日に会見を開き、神宮寺にあったとみられる「懸仏(かけぼとけ)」を芽野市の惣持院で再発見したと発表した。懸仏は神社の拝所に据えられる鏡から仏が現れる姿を表現しており、神仏習合の象徴的な存在。再発見された懸仏は木彫の十一面観音坐像で直径は約30cm、江戸時代初期の作品とされ、プロジェクト実行委員会によると「神宮寺由来とみられる懸仏として唯一現存するもの」だという(信濃毎日10/6、長野日報10/13、10/20、11/1ほか)。 |