*政権汚職疑惑に関連させイスラム穏健派を批判

*政権汚職疑惑に関連させイスラム穏健派を批判

記事年月 2013年10月-12月
号数 61
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 トルコ
トピック
記事タイトル *政権汚職疑惑に関連させイスラム穏健派を批判
本文テキスト  12月24日までに24人が逮捕され、3人の閣僚が辞任した大型汚職事件で、エルドアン首相はイスラム穏健組織「ギュレン運動」が背景にあるとして批判している。同運動は、米国に亡命中のイスラム学者フェトフッラー・ギュレン氏の支持者らによるイスラム穏健勢力で、政財界や警察・検察に影響力がある。首相率いる公正発展党の有力な支持基盤とみられていたが、ギュレン氏は2013年5月の反政府デモに対する政権の対応に批判を強めており、関係は悪化していた。ギュレン氏は逮捕劇への関与を否定しているが、世俗派と協力関係を結んだとの観測もあり、2014年に予定されている地方選、大統領選に影響を及ぼす可能性がある(読売12/25ほか)。
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