*ボコ・ハラムが女生徒誘拐、テロ頻発
| 記事年月 | 2014年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 63 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-5. アフリカ】 |
| 国名 | ナイジェリア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ボコ・ハラムが女生徒誘拐、テロ頻発 |
| 本文テキスト | 4月15日、ボルノ州で全寮制の中学校がイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(西洋教育は罪)」に襲撃され、女子生徒200人以上が誘拐された。同組織はナイジェリアの教育方針がイスラム教の教えに反していると非難しており、誘拐した女生徒を奴隷として隣国に売ると述べている(日経5/8ほか)。5月12日には拉致された生徒が全身を覆うヘジャブを着用し、コーランの一節を唱える様子が撮影された映像が公開され、生徒解放の条件として逮捕されているメンバー全員の釈放が要求された(読売5/13ほか)。ナイジェリアではボコ・ハラムによるものとみられるテロが頻発しており、4月14日にはバス停での爆発で71人が死亡(東京4/15ほか)、5月20日には車に積まれた爆弾が爆発し118人以上が死亡(毎日・夕5/21ほか)、6月6日には3つの村が襲撃され、少なくとも200人が殺害された。同国内で4月からの3ヶ月間で起きたテロは11件を数え、犠牲者は640人以上にのぼっている(日経6/6ほか)。 |