*桂宮さまが薨去(こうきょ)、天皇陛下のいとこ
記事年月 | 2014年4月-6月 |
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号数 | 63 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *桂宮さまが薨去(こうきょ)、天皇陛下のいとこ |
本文テキスト | 三笠宮崇仁親王の第2男子で、天皇陛下のいとこの桂宮宜仁親王が6月8日、急性心不全のため66歳で薨去した。桂宮さまは1988年に急性硬膜下血腫で倒れてから右半身が不自由となっていたが、リハビリによって3年半後に車イスで公務に復帰された。しかし近年は敗血症などで体調を崩され、入退院を繰り返されていた。桂宮さまは独身のため、桂宮家は断絶する。桂宮さまのご遺体は、9日午後、赤坂御用邸にある皇族共用住宅「赤坂東邸」に移され、同日夕には納棺にあたる「御舟入」とご遺体と最後の対面である「拝訣」が行われた。天皇、皇后両陛下はこれらの行事に先立ち、赤坂東邸を弔問に訪れたが、慣例に従って御舟入りや告別式にあたる「斂葬(れんそう)の儀」には出席しなかった(産経・東京6/10、日経・東京6/10)。 13日の閣議では、葬儀関連費用に今年度の予備費から1億9600万円の支出を決定。墓建設などの費用も含め、来年度予算への計上が総額2億6200万円となった(日経・東京・夕6/13)。 17日には、「斂葬の儀」が東京都文京区の豊島岡墓地で営まれた。喪主は父の三笠宮さまだが、高齢のためめいの彬子さまが代理を務めた。皇太子ご夫妻をはじめ、皇族方、親族、安倍総理ら約560人が参列。両陛下からは使者として川島裕侍従長らが送られた。一般礼拝も行われ、ゆかりの人々も別れを惜しんだ(東京・東京6/17・夕、日経・東京・夕6/17)。 |