*SVAの原点 有馬実成氏の普遍性

*SVAの原点 有馬実成氏の普遍性

記事年月 2014年4月-6月
号数 63
媒体 専門紙
大分類 4月
国名 日本
トピック 仏教タイムス
記事タイトル *SVAの原点 有馬実成氏の普遍性
本文テキスト  (公社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)は3月29日に東京で講演会「SVAの原点―そこに込められた精神とは」を行った。講師の元SVA広報課の大菅俊幸氏は、実質的なSVA設立者である有馬実成氏(1936~2000)について語った。有馬氏は経典に「文殊を礼拝せんと欲せば、慈悲心を起こし、貧窮孤独の衆生を礼拝せよ」とあることを踏まえカンボジア難民に「生きた文殊をみた」。大菅氏はそれがSVAの原点であり、釜ヶ崎で活動する本田哲郎神父の貧しい者に神を見るという共通性から、有馬思想の宗教を超えた普遍性を指摘した。またSVAの活動では教育支援とともに伝統文化の支援を行っており、アジア子ども文化祭を東北の被災地で開催することを提案した(3日付。10日付にSVA総会記事)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る