*ウイグル人の東南アジアへの密入国急増
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
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| 号数 | 64 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ウイグル人の東南アジアへの密入国急増 |
| 本文テキスト | 新疆ウイグル自治区から東南アジアへと逃亡するウイグル人が急増している。政府当局の推計では年間3千人以上が雲南省からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムへと密入国しているという(東京8/5)。従来、新疆ウイグル自治区からの逃亡ルートは、カザフスタンやウズベキスタンを経由してトルコに向かうケースが多数だった。しかし中央アジア諸国が中国政府と経済関係を深めるなかで密入国の取り締まりが強化され、現在は東南アジアへのルートが急増している(東京・夕7/2ほか)。中国政府はウイグル独立派がイスラム過激派と合流・連携し中国国内でテロ事件を起こすことを強く懸念。この状況を受け9月28日、政府は9年ぶりに民族工作会議を開催、少数民族の移動を制限する方針を確認した(産経9/30ほか)。 |