*イスラム勢力へ国外から空爆
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | リビア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *イスラム勢力へ国外から空爆 |
| 本文テキスト | 2011年8月にカダフィ政権が倒れて以降、武装組織同士の対立が続き、事実上の内戦状態に陥っている。英国BBCによればリビア国内だけで1,700もの民兵組織があり、国軍の治安維持機能は麻痺、イスラム武装勢力の台頭が目立ってきている(日経8/13)。7月23日には同国第二の都市ベンガジがイスラム原理主義組織によって制圧され、首都トリポリの空港も7月半ばから武装勢力による攻撃が続いている(赤旗8/26ほか)。このような状況のなか、「正体不明」の戦闘機が8月18日と23日にイスラム系勢力の拠点を標的とした空爆を行った。アラブ首長国連邦(UAE)の戦闘機がエジプトから出撃したとみられているが、両国はこれを認めていない(毎日8/26)。UAEやエジプトは、急進的なイスラム勢力の伸長に強い懸念を示しており、今回の空爆はその危機感の表れとみられている(産経9/1ほか)。 |