*菊池被告に懲役5年の判決
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-5.新宗教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪) |
| 記事タイトル | *菊池被告に懲役5年の判決 |
| 本文テキスト | 1995年の東京都庁爆発物事件で、爆発物取締罰則違反と殺人未遂幇助罪に問われていたオウム真理教元信者の菊池直子被告に、東京地裁は6月30日、懲役5年を言い渡した。裁判では「運搬役」であった菊池被告が、事件の際に運んだ薬品の危険性を認識していたかどうかが争点となっており、弁護側は菊池被告に爆発物との認識がなかったとして無罪を主張。一方で検察側は薬品がテロ行為に使用されることを知っていたとして懲役7年を求刑していた。判決では、菊池被告には「爆弾が作られるという認識」は欠けていたものの、人を殺傷するテロが起こされるとの認識はあったとして、殺人未遂幇助罪を認めた。弁護側は即日控訴した(読売・東京7/1、朝日・東京7/1ほか)。 [→『ラーク便り』63号小特集参照] |