*アウシュヴィッツ収容所跡で遺品盗難が続発
記事年月 | 2014年7月-9月 |
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号数 | 64 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ポーランド |
トピック | |
記事タイトル | *アウシュヴィッツ収容所跡で遺品盗難が続発 |
本文テキスト | 南部に残るナチスの強制収容所跡地のアウシュヴィッツで7月1日、ドイツの高校生を引率して来ていた教師が土中のフォークや陶器などを掘り起し、鞄に入れたのを発見され、身柄を拘束された。教師は容疑を認め、「生徒に見せようとした」と説明した。収容所の「資料」を記念品と考え、持ち去る人が後を絶たないが、ポーランドの法律では最大禁固10年が科される重罪である。これらの「資料」を「遺品」ととらえるポーランド人との意識の溝は埋まらない。2013年にはハンガリーから来た学生が、収容所跡地で「ハイル・ヒトラー」と叫びながら記念撮影をしたことで地元警察に逮捕されている(朝日8/19ほか)。 |