*英政府が救ったユダヤ人児童1万人の現在

*英政府が救ったユダヤ人児童1万人の現在

記事年月 2014年7月-9月
号数 64
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 イギリス
トピック
記事タイトル *英政府が救ったユダヤ人児童1万人の現在
本文テキスト  ロンドン北部の住宅街にあるシナゴーグで、月に1度、「キンダー(子供)ランチ」と呼ばれる集会が開かれる。しかし、その「キンダー」は皆80歳以上。第二次世界大戦直前、ナチス・ドイツの迫害から救うため、英国政府が受け入れたユダヤ人児童1万人の内の生存者である。大半は肉親を強制収容所等で失い、主に英国のユダヤ人家庭や福祉施設、クエーカー教徒または一般の英国人家庭に保護された。2006年、子供たちが降り立ったロンドンのリバプールストリート駅に銅像が建てられ、聖典タルムードより「一人の命を救う者は、世界を救うのに等しい」と刻まれた(毎日8/31)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る