*追悼式典予算は英独仏で温度差
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | フランス |
| トピック | |
| 記事タイトル | *追悼式典予算は英独仏で温度差 |
| 本文テキスト | 国土が主戦場となり、兵士130万人が犠牲となったフランスは、第一次大戦の主役を自認する。記念事業には3年で20億円相当の予算が計上され、戦局の節目ごとに記念式典を行うほか、小学生を対象に遺族の証言を収集する体験学習プログラムを実施する。 イギリスは、終戦100年にあたる2018年までに87億円相当の予算を投入し、英連邦諸国も参加しての記念式典のほか、中学生に大陸側の戦跡を訪問させる計画もある。スコットランド独立の是非を問う住民投票が行われる中、国民統合を強化する意図も見え隠れする。 一方、敗戦国ドイツの予算は6.5億円相当。第二次大戦の記憶が大きすぎ、第一次大戦については忘れられているとも。7月28日、国家公文書館のウェブサイトで、デジタル化された70万点の第一次大戦史料が公開され、博物館での企画展示が計画されている(毎日7/26ほか)。 |