*靖国神社批判への見解 神青協セミナーで
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 9月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 神社新報 |
| 記事タイトル | *靖国神社批判への見解 神青協セミナーで |
| 本文テキスト | 神道青年全国協議会(神青協)は8月21~22日に神社本庁などで「これからの英霊顕彰」を主題に夏期セミナーを開催した。講師の1人である靖国神社の山口建史権宮司は「靖国神社の本質」についてのなかで、同神社への批判的な意見に対する見解を示した。山口氏はまず同神社の創立について「公に貢献した人の御霊を祀り慰めるのは国民精神に即した当然のこと」とする。国が出征を命じることは「国が遺族への補償をおこない、戦没者の御霊を祀る約束をすること」と同義であると<主張>。ゆえに「戦後は已むなく一宗教法人となったが、いずれは国にお返しするつもりで奉仕している」。また遊就館が「侵略戦争美化の施設」との批判に対しては「同館は戦没者の遺徳を伝えることが主題。謝罪表明などないのは当然」であり、「遺品を通じ若い世代が二度と戦争が起こることのないように思いを致すことこそ、英霊の御神徳」と述べた(1日付)。 |