*インド洋津波から10年の追悼式典
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | インドネシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *インド洋津波から10年の追悼式典 |
| 本文テキスト | 約22万人の死者・行方不明者を出したインド洋津波から2014年12月26日で10年を迎え、約17万人が犠牲となったインドネシアで追悼式典が開かれた。人口の約3割を津波で失った西部バンダアチェでは、午前7時48分の地震発生時間に集団墓地で祈りが捧げられ、市中心部で開かれた式典には被災者や遺族ら数千人が参加した(毎日・夕12/26ほか)。 被災地では、津波で内陸に運ばれた船や住宅を「津波遺産」として保存するなど、津波被災の経験を次世代や観光客に伝えようとする様々な取り組みがなされている。東日本大震災で千人以上の犠牲を出した宮城県東松島市はバンダアチェと覚え書きを結び、職員の派遣を通して被災経験を共有する試みを続けている。京都大学の地域研究者らは、津波直後から現在に至る写真を位置情報と共に登録して写真で被災と復興過程を追体験できるスマートフォン・アプリ「メモリーハンティング」を開発し、12月26日に発表した(朝日・夕12/26ほか)。 |