*シリア北部のクルド人救援めぐり対立
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | トルコ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *シリア北部のクルド人救援めぐり対立 |
| 本文テキスト | 9月下旬以降、シリア北部のクルド人居住地域アインアルアラブ(クルド語でコバニ)が「イスラム国」の猛攻に曝されている。軍事介入をためらうトルコ政府とトルコ国内のクルド人勢力の関係が悪化しており、トルコ軍は10月13日、武装組織「クルド労働党(PKK)」の拠点を空爆した。PKKはメンバーをシリア側に送り込んでおり、政府にも即時の軍事介入を求めていたが、政府は自国にテロが波及すること、アサド政権を利する恐れがあること、またクルド人の分離独立運動が活気づくことへの警戒感などから慎重姿勢を崩していない。トルコ各地のクルド人はコバニのクルド人救援を求めて各地で連日デモを行っており、「イスラム国」を支持するグループと衝突して31人が死亡、6県で夜間外出禁止令が出される事態となった(朝日10/16ほか)。 [→小特集(2)参照] |